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ゲッツ板谷のスケルトン忠臣蔵

まるや三バカ親父憲論会 第6夜

 今から10年前、埼玉県富士見市で串カツ居酒屋『まるや商店』を始めた塚ポン(50)。その居酒屋があまりにも居心地が良く、離婚を機に第2の人生を送るために、そのまるや商店の近くに引っ越してきたオレ(61)。そして、元々そのまるや商店の近くに住んでいて、昼間は自営業で雑誌のデザインをやり、夜は必ずその息抜きにやってくる三村さん(67)。まるやのカウンターでは、いつもこの3人が揃い、ポンコツなムダ話を交わしている。ちなみに、今回の会話の中には沢山の女性の芸能人が出てくるが、名前を聞いてもその芸能人(有名人も)の顔がピン!と脳味噌に浮かばない時は、その都度ネットで調べて、スッキリしながら読み進めることをお勧めする(って、そんなたいそうな話じゃないけどね)。
 
ゲッツ板谷(以下、ゲッツ)「今日は“下半身にズキュン!とくる芸能人BEST5”を告白し合おうよ、ね」
三村「またゲッちゃんがオカしなことを言い出したぞ」 
塚ポン「下半身にズキュン!とくる芸能人って、具体的にはどんな?」 
ゲッツ「読んで字のごとし。人間性とか倫理観とか、そういうモノは全く関係なく、とにかく色気だけでやりたくなっちゃう女を打ち明けようよ」 
三村「おいおい、今の時代、そういうことをやると、色々うるさいのが出てきて……」 
ゲッツ「はい、三村さんの下半身にズキュン!とくる芸能人第5位は?」 
三村 「だからっ……」 
ゲッツ「第5位は⁉」 
三村「い、池田エライザ」 
ゲッツ「プハッハッハッハッハッハッ!!」 
塚ポン「あははははははっ、三村さんから池田エライザ! あははははははははっ!!」 
三村「な、何がおかしいんだよっ。じゃあ、塚ポン。お前の5位は誰だよっ!?」 
塚ポン「いや、急にそんなことを言われても 
三村「はい、第5位はっ?」 
塚ポン「飯島直子」 
三村「うわっ、塚ポンらしいなぁ」
塚ポン「どこが俺らしいんスか? じ、じゃあ、ゲッツさんの第5位を……」 
ゲッツ「紫吹淳!!」 
三村「食い気味に答えてんじゃねえかよっ。てか、やっぱゲッちゃんは熟女好きだな」 

ゲッツ「そういう三村さんの、はい、第4位は⁉」 
三村「い、磯山さやか」 
塚ポン「あっ、俺の4位もソレですよ!」 
ゲッツ「磯山さやかって、あの太った子でしょ? え~~~~~っ」 
三村「テブのゲッちゃんには、そんなことを言う資格ナシ! で、ゲッちゃんの第4位は?」 
ゲッツ「中尾ミエ!!」 
三村・塚ポン「な、中尾ミエ⁉」 
ゲッツ「いけないですか? 何か犯罪でも犯してますか?」 
塚ポン「いや、いけなかないですけど、あの強気の中尾ミエが目の前に出てきてホントに抱きたいと思います?」 
ゲッツ「いや、塚ポン。オレも、つい半年ぐらい前までは、中尾ミエを見ても何とも思わなかったんだよ。ところが、数ヵ目前の『徹子の部屋』を観た時、シワシワのオッパイがモロに半分ぐらい見えてる服を着た中尾ミエが出ててさぁ。その姿を見た瞬間、オレの下半身に1万ボルトの電流が流れてな!」 
三村「1万ボルトの電流って、堀内孝雄かよ!」 
塚ポン「いやぁ~、早速変態性が出てきましたねえ」

ゲッツ「そういう塚ポンの第3位は?」 
塚ポン「前橋市長」 
三村「おいっ、ウソこけ!!」 
塚ポン「いや、ホントっス。なんなら伊東市長とだってシッポリと濡れますよ、俺は」 
ゲッツ「あ、それはオレもわかるような気がする。てか、伊東市長みたいに徹底的に開き直ってるオバさんは気持ち悪いだけだけど、前橋市長の、あの中の上クラスの、しかも、とにかく逃げようとしてる態度は抱きたくなるよな、うん」
三村「てか、それは女を抱くっていうより、ウソや犯罪を抱きたいってことだろっ! しかも、前橋や伊東市長って芸能人じゃねえし」 
ゲッツ「はい、生意気言ってないで、ミム爺の第3位は?」 
三村「何だよっ、ミム爺って⁉」 
ゲッツ「はい。第3位は⁉」 
三村「う~ん………原幹恵」 
塚ポン「えっ、三村さんが?」 
三村「何だよ、三村さんが?って!」 
塚ポン「いや、だって、フツーに綺麗な人じゃないっスか」 
三村「だから下半身にズキュン!とくるんだろうが!! 俺はお前とかゲッツみたいに変態じゃねえんだよっ。ゲッツ、お前の3位は⁉」 
ゲッツ「そんなもん、辺見マリに決まってんじゃないですか!」 
三村「お前って、ホントにババアが好きなんだな……」
ゲッツ「てかね、67にもなって20代とか30代の女とやってみてえなんて考える三村さんの方が………あ、何でもありません」 
三村「おい、そこまで言って意見を止めるなよ!」

ゲッツ「はい、じゃあ、今までのランキングをまとめまぁ~す! 塚ポンの第5位は飯島直子、第4位は磯山さやか、第3位は前橋市長。三村さんの第5位はプッ!! ……池田エライザ」 
三村「おいっ、なに吹き出してんだよ!!」 
ゲッツ「はい、ごめんなさい。三村さんの第4位は塚ポンと同じで磯山さやか、第3位は原幹恵。そして、オレの第5位は紫吹淳、第4位は中尾ミエ、第3位は辺見マリ。つーことで、続いて第2位と1位の発表を始めます。はい、塚ポンの第2位は?」 
塚ポン「はい、永作博美です」
ゲッツ「ほぅ~~~。で、三村さんの第2位は?」 
三村「山本梓!!」
ゲッツ・塚ポン「ブプゥ~!!」 
三村「ほら、また、貴様ら、そうやって笑う~っ!」 
ゲッツ「はい、そしてオレの第2位は、有賀さつき」 
三村・塚ポン「うえええええ~~~っ!!」
ゲッツ「何か問題でも?」 
三村「有賀さつきって、元フジテレビアナウンサーで、なぜか同フジテレビの変なシジイ解説委員と結婚して、離婚したっていう……」 
ゲッツ「いや、だから三村さん、彼女の人間性なんてどうでもいいんだよっ。要は、理屈抜きでヤリたいかどうかなんですよ! しかも、彼女は7年前にガンで死んじゃってるし」 
塚ポン「しかし、有賀さつきですか……。流石はゲッツさんですねぇ。で、ボクの1位なんですけどね」 
ゲッツ「おう、誰だよ、1位は⁉」 
塚ポン「それが今から12年ぐらい前に、ゲッツさんが年間の日記帳にその晩、誰をオナペットにしてオナニーをしたかっていうのをページの終わりに書いてて、それでトータルしたら瀬川瑛子が第2位で計34回したっていうのを聞いてから、俺の頭からも瀬川瑛子が離れなくなっちゃって………つーことで、第1位は瀬川瑛子っス」 
ゲッツ「偉いっ、お前は!! よくぞそこまで成長したっ。見事だ!!」 
三村「……何だか帰りたくなってきちゃったぞ、おい」 
ゲッツ「そういう三村さんの第1位は誰ですか?」 
三村「いや、もう誰でもいいって言うか……」 
ゲッツ「もう1度開きますよっ。三村さん、今年67になったアナタが、どうしてもSEXしたくて、したくてたまらない芸能人は、はい! 誰?」
三村「いや、最近俺はロクに勃たないし」 
ゲッツ「はいっ、誰⁉」
三村「う~ん……太地喜和子!」 
ゲッツ「ぎょええええええええ~~~~っ!!」
三村「な、何……?」 
ゲッツ「合格!! 最後に大合格っ!!」 
三村「へっ?」 
ゲッツ「いや、あんなねっ、あんな女の深い色気を持った人に抱いてって頼まれたらねっ。そんなもん……」 
三村「だろっ!? ゲッちゃんも太地喜和子が1位かっ?」 
ゲッツ「いや、オレの1位は小川知子なんスけどね」
三村「塚ポン、お勘定してくれ。帰る、俺」 
塚ポン「……だめだ、こりゃ」

 

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著者略歴

  1. 板谷宏一

    1964年東京生まれ。10代の頃は暴走族やヤクザの予備軍として大忙し。その後、紆余曲折を経てフリーライターに。著書は「板谷バカ三代」「ワルボロ」「妄想シャーマンタンク」など多数。2006年に脳出血を患うも、その後、奇跡的に復帰。現在の趣味は、飼い犬を時々泣きながら怒ることと、女の鼻の穴を舐め ること。近親者には「あの脳出血の時に死ねばよかったのに」とよく言われます。

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