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ゲッツ板谷のスケルトン忠臣蔵

1回だけ西武ライオンズのこと書かせて!!

 ブログやツイッターには割と頻繁に書いてるが、もうかれこれ4年前から西武ライオンズを応援してる。
 このチームは優秀で、何やかんや言われながらも毎年プレーオフのクライマックスシリーズに出場しているのだが、とにかく今年のスタートは酷かった。そう、チームの主力メンバーの何人もを他チームに取られ、その代わりに大した選手も入団させられず、とにかく圧倒的な戦力不足だったのである。その結果、シーズン中盤までは最下位が続き、監督の伊原氏も早々に休養に入ってしまった。

 が、その監督の休養を機に、メヒアという身長が198センチもある大柄な外国人選手が入ってきた。そして、またこの選手がホームラン不足の西武ライオンズを清算するかのごとく、とにかくホ-ムランをバカバカ打つのである。しかも、そうこうしているうちに大砲の四番おかわりくんも故障から復帰して、メヒアと同じようなペースでホームランの量産を始め、その上、去年ドラフト1位で西武に入団したキャッチャーの森くんもスタメンで出るようになり、その天才的な打撃センスを見せ始めたのだ。

 が、それでも今年のライオンズは勝てない。そう、投手力も去年と比べるとガタ落ちなのだ。でも、その理由以上に勝てない原因、それはこの2年間、ライオンズにはチームの核となる選手がいないからである。

 コイツに頼めば何とかしてくれる……。投手陣では抑えの高橋が出てきたが、とにかく打撃陣にそういう勝負強い選手がいないのだ。

 以前はそういう選手がいた。ショートを守って、打つ方は3番を任されていたナカジ(中島裕之)だ。
 この選手はとにかく勝負強く、試合を決める肝心な打席になるとほとんどといっていいほどヒットを放つのである。オレも、それまでに彼に何度絶叫させられたかわからない。が、オレが西武のファンになった4年前、とにかく大抵のライオンズファンがこのナカジーを無条件で信仰していたので、オレはあえて少し冷めた目で見ていたのだ。すると2年前に彼はアメリカのアスレチックスというメジャー球団に移ってしまい、それ以来、ま、昨シーズンは何とか若い浅村選手がその代わりを務めたが、今シーズンはとにかくホームランは出るようになったが、肝心な勝負時を決められる選手がいない状態になってしまったのである。

 が、来シーズンは、そのナカジーがアメリカでは活躍出来ずに確実に日本に帰ってくる。向こうで2年間も時間を無駄にしてしまったが、来年彼はまだ33歳。まだまだ充分に活躍できる年齢である。

 要するに、オレは今回何が言いたいかというと、西武はそのナカジを何としてでもチームに再入団させろ!!ということだ。そうすれば間違いなく、来年からの少なくとも3年間は清原、秋山、デストラーデがいた時代に続く、第2の黄金期になること間違いナシだから西武さん、そこんとこヨロシク頼むよっ!! そう、もう今の時点からスタッフの何人かをアメリカに向かわせ、ナカジをズーーッとマークさせるべし!

 万一、来シーズンにナカジが千葉ロッテとかオリックスとかの敵チームに入っちゃったら、ボキは西武のファンをキッパリと辞めるからね! お願いしますよっ、ライオンズ!!

 最後に来シーズン、ボキが望む埼玉西武ライオンズのスタメンを書いときますっ。

 1番▶レフト、栗山巧
 2番▶セカンド、鬼崎裕司
 3番▶ショート、ナカジ
 4番▶DH、おかわりくん
 5番▶ファースト、メヒア
 6番▶キャッチャー、森友哉
 7番▶ライト、浅村栄斗
 8番▶センター、秋山翔吾
 9番▶サード、山川穂高
   ピッチャー、菊池雄星


            以上!

 

 

 

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著者略歴

  1. 板谷宏一

    1964年東京生まれ。10代の頃は暴走族やヤクザの予備軍として大忙し。その後、紆余曲折を経てフリーライターに。著書は「板谷バカ三代」「ワルボロ」「妄想シャーマンタンク」など多数。2006年に脳出血を患うも、その後、奇跡的に復帰。現在の趣味は、飼い犬を時々泣きながら怒ることと、女の鼻の穴を舐め ること。近親者には「あの脳出血の時に死ねばよかったのに」とよく言われます。

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