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ゲッツ板谷のスケルトン忠臣蔵

今年最後の落雷(後編)

 はい、前回は胆石で激しい腹痛と闘いながら原稿を書いたので、中途半端な内容になっちゃってスマンかったな。

▽2023年11月28日(火)
 この日、入院することになったオレは、その病院の看護師の1人に明日の手術は全身麻酔をするので口髭と顎髭を剃ってくれと言われてさ。えっ、何で!?と思ったけど、もう腹が痛くて逆らう元気もなく、言われるまま病室が並ぶ病棟に連れていかれたオレは、そこの洗面所で入院するために持ってきていた髭剃りで口髭と顎髭を綺麗に剃り落としてね。 
 ちなみに、オレが患った病気の正式な病名は「急性胆嚢炎」。要するに、結石と呼ばれる石が胆嚢管や胆嚢頭部をふさいでしまうことにより、そこに激しい痛みが生じるという病気でさ。ま、殆どの場合は手術でその石を取り除けば問題は無いのだが、その手術をしないで放っておくと下手すりゃ死んでしまうこともあるという病気でね。 
 そう、4年前に急性心筋梗塞で他界したオレの幼馴染のキャーム、そのお父さんがキャームが亡くなる数年前にこの胆石が原因で他界しててさ。キャームのお父さんは自分の奥さんが重いパーキンソン病にかかって入院してた時、病院の対応に腹を立てたらしく、結局はキャームのお母さんを無理矢理退院させて、自宅でつきっきりで看病しててね。で、その時から自分も胆石で苦しんでいたらしいんだけど、いつまでも病院には行かず、ある日、その胆石が原因で自宅で倒れて、そのまま逝っちゃってさ。 
 いや、オレも今までにそれなりに病気はしてきたけど、中でも1番痛かったのは尿管結石で、今回の胆石はその時の痛みを100とするならば80ぐらいの痛みだったんだけどね。でも、その痛みを何ヵ月下手すりゃ何年もガマンしてたキャームのお父さんのことを考えると、改めて胸がつぶれる思いっス。 

▽11月29日(水)
 朝9時。ようやくつかまって病院に来ていた息子、奴に見送られるようにして手術室に入るオレ。 
 この病気をやった何人かの友達は「全身麻酔で眠っているうちに手術は終わってるから全然大丈夫だよ」と聞かされていたので正直、オレは手術に対しては余裕を持っていた。ところが、手術が始まる直前に担当医が「全身麻酔の前に硬膜外麻酔っていうのをやるから、痛かったら言ってね。その時は麻酔を追加するから」なんて言ってきてさ。途端に心臓がバクバクしてきちゃってね。その麻酔っていうのは何なのかって言うと、脊椎のすぐ近くの硬膜外腔という場所にカテーテルという細い管を入れ、そこに麻酔薬を流し込むことによって手術の痛みを和らげる方法らしくてさ。でも、オレからしたら、そんなものは全身麻酔をしてオレが眠っているうちにやってくれよ!って感じだったんだけどね。 
 そうこうしてるうちに、手術台に横向きに寝ろって言われてさ。更に助手の若い先生が、オレの体をエビのように彼のウエスト部分に巻きつけたと思ったら、担当医がオレの背中にヒヤリとする冷たいものを塗りつけてね。と、いきなりヘソの真裏に位置する背骨に何かが刺さってくるような感じが……。でも、痛みは殆ど感じない。そして、再び同じ位置に何かが刺さってくるような感じが走った次の瞬間、 
「うわわわっ、重い! 重い! 重いいいっ!!」
 気がつくと、そんなセリフを吐いててね。そう、多分痛み止めの注射の2本目を打たれた瞬間、その箇所めがけて朝青龍が上空から飛び降りてきたような痛みではなく猛烈な重みが背骨に轟いてね。そしたら担当医が「わかったよぉ~。今、塗る麻酔薬を追加するから大丈夫だからねぇ~」なんて言ってさ。で、アッ!という間にそのハンパない重さが去ったと思ったら、多分担当医は背骨近くに空いた穴から 細い管(カテーテル)を入れ、そこから硬膜外腔という場所に麻酔薬を流し始めててね。その後、テープを貼ってオレの背中から出ている細い管を固定した担当医は、今度はオレを仰向けに横たわらせてさ。 
 と思ったらシュ~っていう音が聞こえてきてね。ふと正面を見たら、全身麻酔用のマスクがオレの顔に近づいてきてさ。で、オレは(ああ、これでようやく寝られるわ)って安心したんだけどね。ところが、以前この手術をした友達の話では、そのマスクをしてから2~3秒もしないうちに気を失うよなんて言ってたんだけど、2~3秒どころか10秒経っても15秒経ってもオレは気を失わなくてさ。おい、ヤバいぞっ、これ!!なんて思ってたら、いつの間にか気を失ってました。  
 ちなみに、これは後でわかったんだけどさ。何でオレが全身麻酔をする前に口髭と顎髭を剃らされたかって言うとね。全身麻酔をした後、患者の呼吸を助けるために口からチューブを入れるらしいんスよ。で、そのチューブを口の脇っこに固定するのにテープが使われるんだけど、そこに髭が生えてるとテープが固定しづらいから、それで患者には口髭と顎髭を剃らせるらしいんス。ようやく納得。
 で、全身麻酔で眠らされてるうちにオレは何をされてたかと言うと、腹部にいくつかの穴を開けられ、そこから内視鏡手術で胆嚢内に出来た結石を取り除いてもらってさ。そして、昼前には全身麻酔からも覚めて、はい、これで終了と思ったんだけど、この病気はここからが大変でね。 
 ベッドの上で目が覚めたんだけど、オレのウエストの右側からオレンジ色の物体が詰まった管が出ててさ。その先が袋状になってるんスよ。で、思わず看護師に「これ、なんなんですか?」って訊いたら「それはドレンというもので、体液を外に出すもの。とにかく今、板谷さんの体につながってる物の中では1番大切なもので、その管が抜けちゃったら、もう2度と入れられないので、ドコに行く時もそれが体から外れないように携帯して下さいね」という答えが返ってきてね。うわっ、めんどくさぁーと思っていたら、さらにその看護師の「それから今、板谷さんの左腕に刺さってる2本の点滴は、 1本は手術の後の痛み止めの薬、それからもう1本は栄養剤が入ってるから、トイレとかに行く時はガラガラにつないだまま、そのまま離れないで移動して下さいね」という言葉を聞いて思わずブッ倒れそうになってさ。さらに、別の看護師が「じゃあ、バルーンを抜きますねぇ~」と言ってきたので、何だ、バルーンって?って思っていたら、唐突にオレの尿道に入っていた管をその看護師が引っ張り抜いて、また、それが痛くて「あひ~んんん!」って悲鳴を上げたと同時に、引っ張り抜かれた管と共にその中に入ってた小便が辺りに飛び散っちゃって、もう痛いやら恥ずかしいやらでオレは真っ赤になっちゃってね。 
 少ししてから同じ階にあった308号室っていう4人部屋に移されたんだけど、すぐに小便がしたくなっちゃってさ。上半身をベッドから起こして、まずはベッドサイドにフックで引っ掛けられた、例のオレのウエストから出ている管をその先の袋状になっているモノと一緒にそのラックから外して、とりあえず自分の脚の上に置いてね。続いて、今度は自分の左腕から2本の点滴とつながっている2本の管の途中にある変なスイッチのようなものを点滴のガラガラに付いてるフックに掛けてさ。で、自分の脚の上に置いてあった例のオレのウエストから出てる管と袋状になっているモノ、それを点滴のガラガラに付いてるもう1つのフックに引っ掛けてね。それでイチ、ニーのサンでベッドから立ち上がったら、手術で空けた腹部の穴のいくつかがズキンと痛んでさ。でも、それに負けずに点滴のガラガラを押しながらトイレに向かうんだけどね。オレのいる308号室からトイレまでが40メートルぐらいあるわけですよ。でも、それにも負けず、ウエストから出てる管と袋状になっているモノ、それと点滴2本を引き連れて、ようやくトイレに到着してね。そんで小便をしたんだけど、水分とかも口から取ってないから、小便もチョロっとしか出ないわけですよ。で、再び一連のモノを引き連れて40メートルも離れてる308号室に戻ってね。まずは点滴のガラガラからウエストから出てる管と袋状になっているモノを外して、ベッドの上に置く。続いて、今度は点滴とつながっている変なスイッチのようなものをガラガラから外して、それはベッドの左脇に置く。で、ようやくベッドの上に腰掛けて、近くに置いておいたウエストから出てる管と袋状になってるモノをベッドの右サイドにあるフックに引っ掛ける。そして、ようやく上半身をベッドの上に倒すのだが、その際に案の定、手術で空けた腹部の穴のいくつかがズキンと痛んで(うううう………)という声を心の中で上げる。つまり、トイレに小便をしにいくだけで、こんなにもめんどくさい手順を踏まなきゃいけないわけですよっ。いや、下手すりゃ狂っちまいますよっ!! 

▽11月30日(木)
 この日も朝から採血(オレは注射が死ぬほど苦手なのに)。しかも、オレはこの日に気がついたのだが、同病院はコロナ&インフルエンザ対策により、見舞い客の来訪は一切禁じられててさ。ケータイ電話で会話出来るのも食堂のテーブルでしか許されておらず、も1つオマケに同病院の1Fにはコンビニが入っているのだが、入院しているオレたちがソコで買い物が出来るのは朝7時30分~8時までと夕方の17時~20時まででね。つまり、殆どの時間を病室がある全長80メートルほどの3階の病棟内で過ごさなくちゃいけなくてさ。そう、ただでさえ罰ゲームのような格好で生活しなきゃならないのに、そういう厳しい規律があってね。しかも、だよ。オレの隣のベッドの60代後半ぐらいのオヤジがこれまた最高にイライラする奴でさ。何でも明日の手術の為に主治医がわざわざベッドの脇まで来て、麻酔はどういう方法を使おうと思いますとか、手術してから体調に異変がなければ2日後にはお粥を食べられると思いますとか親切に説明してくれてるのに、麻酔はそういう方法は痛いかもしれないから嫌だとか、お粥じゃなくて普通の白米は食べられないのか?とか小学生みたいなことを言っててさ。その上、夜中になったらそのオヤジのベッドの方からピルルル……ピルルル…って音がいつまでも鳴り響いててね。で、オレも頭に来たから、思いっきり「チッ!!」っていう舌打ちをしてさ。続いて「頭がオカしくなっちまうよ…」ってセリフを小声で発してやったら、そのオヤジは堪らずナースコールで看護師を呼んで「なんか隣のベッドの人がイライラしてるみたいなんだけど……」なんて言ってるからオレ、もう少しで隣のベッドとの間にあるカーテンをシャッと開けて「テメー、人が病気でイライラしてんのに、そうやって更にイライラさせるなら、お前の口の中にオレの左右の指を1本ずつ突っ込んで、その口を思いっ切り破いてやるからなっ、おおっ!!」ってマジで言うところだったよ。 

▽12月1日(金)
 この日も朝から点滴のガラガラに、例のオレのウエストから出てる管と袋状になっているモノと2本の点滴パックをつなげて、片道40メートルのトイレまで行ってね。で、タメ息をつきながら308号室へと帰る廊下を歩いていたら、右手に患者名が書かれてない個室みたいな部屋があってさ。ドアが開いてたから、その中に入ったら個室用のトイレはあるわ、部屋の中は外からの日差しで明るいわで、まるで天国の部屋みたいでね。で、部屋から出てきたら、たまたま近くに看護師ではない病院スタッフのオバちゃんがいたからさ。その人に「あの、4人部屋から、この部屋に移ることって出来るんでしょうか?」って訊いたんですよ。そしたら「ちょっと待ってて下さいね」って言ったまま、どこかに消えちゃったから、とりあえず308号室に戻ってたんですわ。で、10分ぐらいしたら、そのオバちゃんが現われて「空いてるんで移ってもいいですよ。ただお部屋の個室料金が1日16500円かかりますけど」って言ってきてね。普段なら「えっ、1日16500円!? 高けー!」ってなるんだけど、この時のオレはトイレに行くたびにわざわざ40メートルも歩かなきゃいけなかったり、隣のベッドのイライラするオヤジのこともあったからさ。「はい、いいですよ」って何の躊躇もなく答えてね。で、15分後。見事にその個室に移れてさ。いやあ~、とにかく個室の中に自分専用のトイレがあるっていうのが嬉しくてね。 
 しかも、この日の夕方に看護師のSちゃんが栄養剤が入った点滴を換えにきてくれてさ。てか、このSちゃんっていう30代のちょっとだけ太った看護師さんは、11月29日の手術が終わった後にオレについててくれてね。手術で除去した石をプラスチックのケースに入れてオレに渡してくれたり、「動くにも体に色々なものが付いてて面倒だとは思いますが、頑張りましょうね」って声も掛けてくれて、他の看護師に比べて気持ちが入ってるというか、とにかく愛嬌があるんですわ。だから、この面倒で、孤独で、退屈な病院生活の中で、オレが唯一、自分の心を少しだけ開放できる存在になっててね。この日も「個室だとトイレに気を遣わなくていいですよねぇ~」とか、「あと数日のガマンで、そのウエストから出てる管も取ってもらえますからね」とか色々嬉しいことを言ってくれてさ。基本的に熟女好きのオレは、30代以下の女性に惹かれることは殆どないいんだけど、このSちゃんには、まぁ、恋愛感情は湧かないけど、その胸に顔をうずめて思いっきり泣きたいなぁ……って思いましたよ(笑) 

▽12月2日(土)
 個室になってトイレは劇的に近くなったけど、やっぱりウエストから出てる管と袋状になっているモノや点滴などのスイッチなんかをガラガラに掛けてから動くのが途方もなくめんどくさいと言うか、いつになっても慣れなくてね。しかも、オレは点滴の針を左腕に打たれてたんだけど、右腕に打った方がガラガラを動かしながら歩くのが楽だろうってことで、点滴の針を右腕に打ちかえられたんだけどさ。またそれをやった看護師っていうのが、点滴の針を打つのが下手くそなネエちゃんでね。夕方になったら、その右腕の中に点滴の液が漏れちゃってさ。ナースコールで看護師を呼んで、結局また左腕の方に点滴の針を打ってもらったんだけどね。そしたら夜中にオレを起こす奴がいてさ。よくよく顔を見たら看護師のSちゃんでね。「板谷さん。今、左腕を見たら点滴が漏れちゃってて浮腫んでるから、今から針を抜きますね」なんて言うんですよ。で、自分の左腕を見たら、1.2倍ぐらいに太くなってるんスよっ。そんで、スグにSちゃんに針を抜いてもらって、とりあえず点滴の針を再び入れるのは明日にしましょうってことで、夜勤のSちゃんは部屋から出ていったんだけどさ。それにしても点滴を打つのが下手な看護師って意外と多いよな。ああ、Sちゃんの胸で泣きたかったよ。 

▽12月3日(日)
 昨日から4日ぶりに固形物を食べさせてもらえるようになったオレ。が、案の定、病院食は激マズ。なので晩メシの前に1階にエレベーターで下りてって、コンビニで桃屋の「ごはんですよ」と5種のふりかけが入っているふりかけセットを購入。あと、改めて個室の中にテレビがあるのを確認したオレは、それをつけようと思ったが、ナントこの部屋は1泊16500円という中級ホテル並みの料金を取るというのに、テレビを見るためには1000円のチケットを買ってこないと見られないことが判明。(ふざけんなよっ、クソ野郎!)と思ったが、結局その1000円のチケットをナースセンターの前にある自販機で買い、「ガキの使いやあらへんで!」を観る。 

▽12月4日(月)
 この日の昼に採血に来た看護師に「板谷さんの退院する日は、今週の金か土か日曜ね」って言われてさ。思わず「ええっ、そんなに長く!?」って言ってるオレがいてさ。もしも日曜日だったら、あと1週間近くこの病院にいるのかよっ!?って思わず暴れそうになったんだけど、オレは手術で穴を開けた腹の傷とかはどうなってるのかは怖いから極力見ないようにしててね。で、採血の検査の結果が悪かったのか…… ってションボリしてたら、午後になってオレの手術を担当してくれた先生がオレの傷を見に来てさ。そしたら「うん、いいね。これだったら明後日あたりに退院だね」って言ってくれてね。おまけに、じゃあ、このドレンももう取っちゃおうってことで、オレの右脇につながっていた管をすべて取っちゃってさ。そう、いきなり自由になっちゃってね。いや、もう少しで雄叫びを上げるところだったよ。 

▽12月5日(火)
 点滴を1本だけ打っている状態になったオレは、ますます元気になっちゃってさ。が、人間っていうのは勝手なもので、そうなると急に時間が過ぎるのが遅く感じるようになってね。結局、例のテレビのカードをもう1000円分買って、この日はテレビを観まくってたんだけどさ。晩メシを食ってから少しすると看護師のSちゃんが現れてね。オレは、自分は明日退院するってことと、今まで色々ありがとねってことを伝えると、Sちゃんは「板谷さんは私の兄に似てるんですよね」なんて言ってきてさ。「え、お兄さんて何やってる人なの?」って訊いたら「チンパンジーに餌をあげてます」なんて言うから、「あ、お兄さんは動物園で働いてるんだ?」って訊き返すと「いや、そういうわけじゃあ………」って言いながらオレのベッドからゆっくりと離れていったと思ったら、最後に「じゃあ、元気で頑張って下さいね」というセリフを残して退室していきました。つーか、Sちゃん。キミのお兄ちゃんは何をやってる人なんだよっ!? ズルいよっ、最後にそういう謎を残して去るのは!!
 
▽12月6日(水)
 不思議なもので、この朝、あんなに旨くなかった病院食が出るのが待ち遠しくてね。で、それを「ごはんですよ」なんかの力を借りて完食した後、病院で今回の手術&入院費用を払いに行ったら、全部で33万円ときたもんだ(一体保険でいくら出るんだろう)! その後、LINEで連絡を取っていた塚ポンと三村さんが病院まで車で迎えに来てくれてさ。塚ポンが「板谷さん、何が食べたいですか?」なんて訊いてきたから「う~ん、やっぱ最初は体に優しいウドンとか……」って答えたら、返す刀で 三村さんが「ウドンなんて食いたかねえよっ。この近くに旨いレバニラ炒め定食を出す店があるみたいだから、そこに行こう!」って言ってきてね。結局その店に行ったら、またそのレバニラ炒め定食がレバニラもライスも超大盛りでさっ。さすがにオレも(おい、さっきまで胆石で入院してた奴がこんなの食って大丈夫なんかよ!?)と思って塚ポンと三村さんの顔を見たら、2人もさすがに少し青くなっててさ。ま、結局はオレたちはそのレバニラ炒め定食を完食し、さらにそれから2週間経った今、オレは順調に回復してんだけどね。


 つーことで、2023年も最後の最後に雷が落ちてきたって話でした。とほほ……。

 

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著者略歴

  1. 板谷宏一

    1964年東京生まれ。10代の頃は暴走族やヤクザの予備軍として大忙し。その後、紆余曲折を経てフリーライターに。著書は「板谷バカ三代」「ワルボロ」「妄想シャーマンタンク」など多数。2006年に脳出血を患うも、その後、奇跡的に復帰。現在の趣味は、飼い犬を時々泣きながら怒ることと、女の鼻の穴を舐め ること。近親者には「あの脳出血の時に死ねばよかったのに」とよく言われます。

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